和紙が届きましたぁ♪

 

手づくり工房みずのきです!

 

手づくり工房みずのきでは、和紙を使って制作した雑貨を販売しております。私共が制作する作品は、その多くが、粘土を使って成形し、その成形物の表面に、色のついた和紙をちぎって貼り付けて色付けをしているものです

 

材料としての和紙は、実に100種類以上の和紙を用意しておりまして、色や厚み、繊維の量や光沢など、様々な種類の和紙を組み合わせて作品を仕上げております。私共が作品作りで使う他、ワークショップではお客様にもたくさんお使いいただいています。

 

そんな和紙ですが、以前に少しまとめて発注していたものが先日届きました。今回はそんな和紙を、少しだけではありますがご紹介します!

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こちらが今回届いた和紙です♪ 届いた和紙を見るとワクワクしてきます。1枚1枚大きく、模造紙くらいの面積があります。ご覧の通り、色や厚み、繊維の感じなども様々です。

 

色も1枚まるごと均一なものもあれば、グラデーションがかかっていて、場所によって色が違っているものもあります。グラデーション付きの和紙は、微妙な色の違いを表現する際に便利です。

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こちらは『民芸紙』という和紙です。いろいろな色のものを入手しましたが、ご覧の通り、色は全体的に均一に染められています。厚みもそこそこあり、幅広い用途に使える和紙です。私共の作品でも、色付けのベースとしてよく使っています。

 

異なる種類の和紙を重ねて貼り付けることで、目的の色合いや風合いを出すことが多いですが、そのような重ね貼りを行う際には、ベースとなる1層目に、この民芸紙を使うことが多いです。 

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そして、こちらは『雲流紙』と呼ばれる種類の和紙です。裏側が透けて見えるほど薄く、太い繊維がたくさん漉き込まれています。この繊維の様子が雲のように見えることから雲流紙と呼ばれているそうです。

 

私共の作品では、先ほどご紹介した『重ね貼り』の第2層として、こちらの雲流紙を使うことが多いです。非常に薄い和紙ですので、1層目の色も透けて見えてきます。そのため、1層目の色と2層目の雲流紙の色が合わさって、新たな色合いを生み出してくれます。

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この通り、手がほんのり見えるほどに透けています♪ 

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最後に、こちらは今回初めて入手した和紙の一部で、金・銀の和紙です。この和紙を使ってどんな作品を作るのか、いろいろと計画中です。私(相方)個人としましては、この銀色を使って、あんな魚やこんな魚を作れたらいいなぁと思っています。

 

こちらの和紙を使って作品ができましたら、またご報告させていただきます♪

  

以上、簡単ですが、今回入手した和紙のご紹介をさせていただきました。

 

手づくり工房みずのきのワークショップにご参加いただけましたら、これらのたくさんの和紙を自由にお使いいただいて、オリジナルの和紙小物雑貨を制作していただけます♪ ワークショップ開催の際にはぜひご参加くださいませ~。

 

キーワード:和紙, 材料, 民芸紙, 雲流紙