手づくり工房みずのきひとこま通信

和紙で色付けしたカワハギたくさん完成しました♪

作品のご紹介最近のものづくり

手づくり工房みずのきのタケクマです。

本日は、用途が選べる和紙小物『和紙ころシリーズ』より、人気の「カワハギ」がたくさん完成しましたので、制作の様子と併せてお知らせしたいと思います。

お魚ファンに人気のカワハギ

お魚好きの方、釣り好きの方などに人気のモチーフのカワハギ。和紙で色付けした可愛いカワハギができました♪

f:id:mizunoki-wt:20210517181405j:plain — 和紙ころシリーズのカワハギ。標準サイズとミニサイズ。

独特の身体の形や、つぶらな瞳、おちょぼ口が特徴のカワハギさんです。

ここからは、カワハギさんの制作の様子を少しだけご紹介していきます。

カワハギさんは粘土で形を作り、その表面に色の付いた和紙を貼り付けて色付けしています。今回ご紹介しているのは、その和紙を貼る工程からです。

f:id:mizunoki-wt:20210515182727j:plain — 身体の部分の色付けの様子。2種類の和紙を重ね貼りして色を作ります。

f:id:mizunoki-wt:20210515182744j:plain — 身体の部分の色付けの様子。2種類の和紙を重ね貼りして色を作ります。

カワハギさん特有の身体のベージュ色は2種類の和紙を重ねて貼ることで作ります。1層目として、身体には茶色の和紙を、ヒレには黄色の和紙を貼り、2層目にはやや白っぽい雲流紙を貼り付けます。

f:id:mizunoki-wt:20210515182716j:plain — 和紙でベースの色を付けた後、身体の模様や線などを水彩筆ペンで描いていきます。

f:id:mizunoki-wt:20210517170610j:plain — 和紙でベースの色を付けた後、身体の模様や線などを水彩筆ペンで描いていきます。

身体の模様や目に色が入り、だいぶカワハギらしくなってきました。

この後、ニスを塗って仕上げます。光沢を出したり、表面を保護することができます。

f:id:mizunoki-wt:20210517170621j:plain — ニスを塗って色付けはおしまい。

ニスを塗ることで、和紙にニスが染み込み、先ほど2重に重ねて貼った和紙のうち、1層目の和紙の色も少し表に出てくるようになります。

ニスを塗る前後で、カワハギの色合いも少し変化しているのがお分かりいただけるかと思います。

f:id:mizunoki-wt:20210517173647j:plain — カワハギさんの色付けには、主に6種類の和紙を使用しています。

色付けが完了したカワハギさんには、ヒートンという丸い穴のある金具を取り付けて完成です♪

f:id:mizunoki-wt:20210517181415j:plain — カワハギさん、勢揃い！

ご希望の用途に合わせた金具を取り付けます

今回ご紹介している和紙ころシリーズの作品は、先ほど登場した金具「ヒートン」の丸穴に、お客様のご希望の用途に合わせた金具を取り付けてお渡しする商品となっております。

f:id:mizunoki-wt:20210319144346j:plain — 取り付け可能な金具。

f:id:mizunoki-wt:20210319144400j:plain — 取り付け可能な金具。

ご自身用でもギフト用でも、今お探しの用途の金具がございましたら、購入時にお伝えください。金具をお取り付けしてお渡しいたします♪

用途が選べる和紙小物『カワハギ』は下記ページにて販売しております。よろしければぜひ一度ご覧ください。